無知は罪?

返済活動

世の中を舐めていると大抵ひどいことに合う件

借金を返そうと思った際によく昔のバカな自分を思い返します。

自分を見つめなおして決意を新たにするためです。

わたしが、始めて借金をしたのは20歳になってすぐの頃でした。

借金をすることになった理由はいくつかありますが、きっかけは、寂しいとお腹が空いたでした。

10代の頃に実家を出ることになったわたしが社会に出て初めて知ったのは、想像していた以上に未成年

は何もできない。信用がないということでした。

アルバイトはしていたものの当然それだけで生活を賄えるはずもなく、家も借りることができなかった

ので家を出て何日かはホームレスを経験をしました。

それも限界がすぐに来て、当時のパートナーの家に転がりこむしかない状況でした。

パートナーは稼ぎが十分でない夜職の方でいつも家に帰ると不在でした。

そんなぎりぎりの状態を1、2年続けていると不意に一人の時間が辛くなることが多くなります。

それはパートナーも同じのようでよく愚痴をこぼしていました。

わたしたちが家に一緒にいることは同じ休みの日に限られます。

ある時二人で外出した際にパートナーの目に留まったのは、ペットショップの犬でした。

その犬はどこか寂しそうでわたしたちはすぐに飼うことに決めます。

しかし、引き取るための費用はとても払える額ではありませんでした。

そこで店員から悪魔のささやきが。

後払いでも良いですよ。

その日ローンというものを初めて知りました。その時の感覚は後払いできる契約、都合良い

ものでした。それが借金、リボ払いの始まりとよく知らずに。

費用を支払った後も追加で相当な額を借りることができました。

お腹が空く度に借金に手をつけ、バカな考えですが、アルバイトのお金は万が一のためと言い訳

をし貯金していました。リボ払いの仕組み、金利とは何かそんな言葉は知らなかった。実際は借りる際

説明があったはずですが、詳しく知ろうとしなかったのです。

ただ家で一緒にいる家族ができたため孤独感を埋めることはできました。そしてそれが借金を責められ

ない理由でした。借金を責めるということ自体、他責志向ですが、思い返すとそれくらいには余裕が

なかったのでしょう。

そこから数年でアルバイトを首になり、借金と貯金で生活をしながら、ギャンブル沼に落ちることに

なりますがその話はまた次回。

当時一緒にいた犬ですが、パートナーの方に引きとられ新しい家族と共に幸せに過ごせたと聞いてい

ます。何にせよ無知は罪であること、また知ったうえで正しく取り扱うことができなければ意味がない

と今となってはそう思うのです。

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