まずは借金を減らす方法から考える

返済活動

返済期間は一旦忘れる

いざ借金返済プランを自分なりに組み立てていくと思いのほか苦しい状況に気が付きます。

わたしが本格的に返済を開始しようと決めた5年前が正にそういう状況でした。

当時の状況を簡潔に言うならば自転車操業で、借入先全体に対して返済額が足りていませんでした。

返済しては別の借入先に返し、時には生活費を削りながら返済に充て凌いでいました。

借金のための生活、そう言っても過言ではありません。

限界まで追い詰められたわたしがまず考えたのが、

真っ当な方法で返済可能なのか。

ということでした。

これまで犯罪などに手を染めたことはありませんし闇金からも借り入れたことはありません。

しかし当時の状況はそういったことも頭に過ってしまうような精神状態だったと思います。

親や兄弟とは疎遠で、友人にお金を借りることだけは最後の良心が許さず、

また頼れるような恋人、パートナーもいませんでした。

そんな中現状把握で借金を眺める回数が増えたことで、いくつか気づきがありました。

一つ目は、借金は返済日に利子を返せば繰り伸ばせるということです。

また実際の最低返済額はこの利子にあたることに気づきました。

二つ目は、借入中の金額によって、月の返済額を減額することが可能であることです。

自動で変動しているような借入先もあったのですが、気づいたのはこのタイミングでした。

どちらもルール上合法的に可能な方法でした。

5年前当初考えていた返済プランは二つの気づきを組み合わせて月のトータルの返済額を

少しでも減らすことでした。全体の返済期間を減らすことは一度諦めることにしたのです。

ただし、多少の苦しみを受け入れたとしても、自身を本格的に追い詰めてしまうような

返済の仕方、無理だけはしないこともルールとして決めました。

心に余裕がなくなると新たに借金をすることが自分の弱さからよくわかっていたので、

ここだけは守ろうと思いました。

具体的な方法としては、

1社以外は利子のみを返済

残りの1社は、月の返済額が減額されるラインまで繰り上げ返済していく

という形です。

それでも支払うお金がどうしても足りない時に備えて、

クラウドワークスなどで単発の副業をして、足りない分を補填していきました。

特別な技術がいらない趣味を生かせる読書感想コメントの仕事を選びました。

月1万円程度の稼ぎでしたが、十分に返済の足しになりました。

読書は趣味ですが、時間をとれることでもあるので、改めて稼ぐことの大変さを

身に染みて感じ、また自分の甘さも同時に感じました。

副業をしない日は、独立の準備を行い時間を無駄にしないようにし、

クラウドワークスではできるタイミングのみ仕事をしていました。

そうやって2年ほどかけてゆっくり返済ラインを下げながら、2社の借金をにすることに成功。

2社分の返済日がなくなると心に余裕が出てきます。

ただ、それでも返済を進めるにはどうしても収入が足りないため、

収入を大きく増やすために、独立を進め、開業費としてパソコン代金を1年かけて貯めていき

ペースは上げずに返済を進めました。

返済期間は結果的に伸びましたが、借入先を減らしたことで身動きがとりやすくなりました。

パソコン代金が貯まり、独立する準備(当面の稼ぎ先含めて)もできたため、独立に踏み出したのです。

本来ならもう少し早く返済できる方法も無理をすればあったかもしれません。

ですがこれがわたしの現実的な現状打破でした。

もし同じような状況の方がいらっしゃいましたが、こちらの方法も試してみてください。

金額が少ない会社から返済していく形でも大丈夫です。

少しずつでも返済が進めば心も生活も変わっていくと思っています。

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